【贈呈式】記念祭の収益金をACEFにお献げしました。

1月24日(水)高校チャペル礼拝でACEF(Asia Chirstian Education Fund アジアキリスト教教育基金)
事務局長の井上儀子先生をお迎えして礼拝を守りました。
女子聖学院ではACEF設立以来20年以上、お働きを覚えて私達にできる形で
活動を支援して参りました。
ACEFではバングラデシュに寺子屋を建てる働きをバングラデシュの方たちと協力して続けておられます。

女子聖学院では毎年11月に行われる記念祭(文化祭)での収益を全てバングラデシュの子供達を覚えて
献金しています。今年度の収益は211,039円となり、この全てをACEF教育事業の為にお献げ致しました。

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目録を贈呈いたしました。記念祭実行委員長とACEF事務局長先生


礼拝では記念祭実行委員長よりバングラデシュの子供達を覚えて、今回献金をさせて頂く思いが語られました。

以下抜粋

「私たちにとって、学校へ来て勉強すること、教育を受けることは当たり前で日常となっています。
しかし、バングラデシュには様々な理由で学校へ行くことが出来ない、教育を受けられない子供たちが多くいます。
教育を受けられるということが、決して当たり前ではないのです。

では、バングラデシュの子供達のために私達はなにができるのでしょうか。
私はまず知ること、そして知った上で今の生活を決して当たり前と思わず、感謝して過ごすことが大事だと考えました。
今、自分がどれだけ恵まれているのかを再確認し、与えられた場所で精一杯努力していきたいです。

寄付いたします献金をACEFの活動に使っていただくことで、バングラデシュの子供達の笑顔が増えることを祈っています。」
記念祭実行委員長 高Ⅱ O.M

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高Ⅱ記念祭実行委員長からバングラデシュを
覚えて語られました。
いつも温かなまなざしでお話くださる井上先生
バングラデシュの子供達への愛をいつも教えてくださいます。

目録の贈呈の後、井上事務局長先生よりバングラディシュの子供達の現状を伺いました。

以前よりは就学率が上がったとはいえ、6年間教育を受けられている人は少ないこと、
全体の7%に満たない子供達しか十分な教育を受けられていないこと、
1年生に入学しても2年生や3年生からは家の手伝いや、仕事に就くために学校を辞めて
働かされていることを伺いました。
最後に、
「子供が子供らしく過ごせる時間が成長のために大事であること、学校に行けないということは
そういう時間を奪われているし、大人と同じように明日食べていけるかという心配をしながら
生活していることは、まだ小さい小学生くらいの子供が既に大人と同じことを考えていることになります。
一人でも多くの子供達が学校に通い、笑顔が増えるようにこれからも働きを覚えてお支え下さい」
と語ってくださいました。

祈りに覚えていくことの重要性を思わされました。
今日も与えられている恵みに感謝して、精一杯励んでいく女子聖学院でありたいと思います。

 

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