【中3】探究学習

News

【中3】探究学習

JSG Days

6月12日(金)5・6時間目の探究の時間に、中学3年生が障がい者福祉について考える学習を行いました。

講師としてお招きしたのは、本校41回生の卒業生である成川さんです。成川さんは、障がいのあるご子息・ショウタさんに「一人の人間として自由に学び、豊かに成長できる環境を与えたい」という思いから、デンマークのエグモント・ホイスコーレンへの進学を選択されました。

現地でのショウタさんの生き生きとした姿やさまざまな挑戦の様子を通して、生徒たちは「障がいとは個人の特性だけで決まるものではなく、周囲の環境や人々の関わり方によって大きく変わるものである」ということを学びました。また、「危ないからやめよう」と可能性を閉ざすのではなく、「どうすればできるのか」を共に考え、支え合う仲間の存在が、障壁を乗り越える力になるという大切なメッセージを受け取りました。

講演後には車いす体験も実施しました。生徒たちは、車いすを押す側が目隠しをし、車いすに乗る生徒の指示を頼りに移動する活動に挑戦しました。相手の声に耳を傾けながら協力して進む中で、移動の難しさや支え合うことの重要性を実感し、障がいへの理解をより深める貴重な機会となりました。

さらに、ショウタさんがキャンプに参加し、多くの人の支えを受けながら水辺での活動に挑戦し、仲間たちと同じように喜びや感動を分かち合う映像も紹介されました。その姿は、「誰もが社会の一員として共に学び、共に楽しみ、共に成長できる社会」の実現を強く感じさせるものでした。

今回の学びを通して、生徒たちが障がいの有無にかかわらず互いを尊重し、自然な友情や信頼関係を築きながら共生社会の担い手として成長してくれることを期待しています。