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紫外線対策を、学校の未来のスタンダードへ。「めのため、未来のため」JSG “ME”RAI Project 始動
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教育の一環としてのサングラス導入
女子聖学院中学校高等学校(東京都北区)は、アイウェアブランド Zoff(株式会社インターメスティック)と連携し、紫外線から目を守る文化を広げるための生徒主体の取り組みである、「めのため、未来のため」JSG “ME”RAI Project(ジェイエスジー・ミーライ・プロジェクト)を本格始動いたしました。
本校では、夏季に実施したサングラスモニターを通して、「サングラスはおしゃれのためではなく、目の健康を守るためのもの」という気づきを生徒たち自身が得ました。
その気づきを教育の中でどう生かすかを考えた結果、「自分や仲間を守るという思いやりを、日常の行動に変えていく」学びとしてプロジェクト型学習をすることを決定しました。
特別授業「紫外線と目の健康」を開催
10月27日(月)には、藤田医科大学 山本直樹 特任教授をお招きし、チャペルにて特別授業「紫外線と目の健康」を実施しました。
授業では、「紫外線はどのように目に影響を与えるのか」「なぜ若いうちから紫外線対策が必要なのか」といった問いをもとに、紫外線の働きやその対策を科学的・医学的に学びました。生徒たちは「科学」と「日常生活」をつなげて考える時間を持ちました。
授業後、生徒たちからは次のような声が聞かれました。
「建物やアスファルトの反射で目に紫外線が入り、それがダメージにつながると知りました。もともと日傘はしていましたが、反射した紫外線にはサングラスが有効だと分かりました。このことをもっと多くの人に伝えていきたいです。」
「日傘だけでなんとかなると思っていましたが、間違いだったことを知ることができました。これからも積極的にサングラスを使っていきたいです。」
学びを通して、「知る」から「伝える」「行動する」へとつながる意識の変化が見られました。
女子聖学院では、このように知識を生活へと結びつける探究的な学びを大切にしています。
生徒の声から生まれた“新しい校風”
校内外への啓発活動やサングラス導入は、単に健康対策としてではなく、生徒の主体性と探究心を育むプロジェクトとして位置づけられています。
モニター体験後には、
「外に出るときに、無意識に日差しを気にするようになった」
「サングラスをかけたら“健康”も“かわいい”も手に入った」
といった声が多く寄せられ、学びが「行動」へと変わる瞬間が見られました。
生徒たちは今後、サングラスのデザイン選定や運用ルールづくりに携わり、2027年度の正式導入に向けた働きや校内外に対する啓発活動を重ねていきます。
記念祭で出展します!「めのため、未来のため」
