【中3古文】文語訳聖書の現代語訳に挑戦!

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【中3古文】文語訳聖書の現代語訳に挑戦!

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女子聖学院では、中学3年時より「古文」の授業がスタートしていきます。音読や古典文法の確認といった基本的な学習だけでなく、自分たちで考えたり活動したりしながら、古文を楽しむことを目指しています。

10月から助動詞の学習に入り、古文によく出てくる過去や完了を意味する助動詞を学んだところで、文語訳で書かれている聖書のお話を現代語訳して発表するというチャレンジをしました。

まず、グループに分かれてくじを引き、担当するお話を決めましたが、毎朝の礼拝で聖書を開いている生徒たちも、文語で書かれた文章を見た途端「わからない……」と戸惑い気味。けれども、グループで協力して調べていくうちに「ああ、この話か!」「聖書の授業で読んだことがある」という声もあがってきます。古文の学習を始めたばかりの生徒たちにとっては大変な作業だったかもしれませんが、お話の場面のイラストを描いたり、パワーポイントを作成したり、班ごとに工夫して発表することができました。

文語訳聖書が広く読まれていたのは1950年代半ばまでですが、現在、女子聖の礼拝で使用している讃美歌の歌詞には文語で書かれているところもたくさんあります。身近にあるものを通して古文に親しむことができるとよいな、と思います。