カスタマー・ハラスメント防止基本方針
~安心して学べる教育環境をご用意するために~
(女子聖学院中学校高等学校 カスタマー・ハラスメント防止基本方針)
1.はじめに
本校は「神に仰ぎ 人に仕う」という建学の精神の下、生徒の健全な心身の成長を実現すべく日々の教育活動に努めています。そのためには、学校と保護者の皆さまが互いに信頼し、建設的な連携を図ることが不可欠であり、保護者の皆さまや地域社会の皆さまから寄せられるご意見・ご要望は、教育活動を改善に導く大変貴重な情報源として、これからも真摯に受け止めさせていただきます。
一方、近年の教育現場においても、学校をめぐるさまざまな事柄や行為が社会的な課題とされています。こうした状況を踏まえ、教職員の心身の健康を守り、お嬢様が安心して学べる教育環境を維持することを目的として、以下のような対応方針を掲げさせていただくこととしました。
なお、本方針は「東京都カスタマー・ハラスメント防止条例(2025年4月施行)」および「労働施策総合推進法等の一部を改正する法律(2026年10月施行)」を踏まえ掲げさせていただくものです。
2.本校における迷惑な行為への対応
本校ではご家庭からの問合せ等において、教職員に対して社会通念を逸脱するような過度な要求や不当な言動や行為*があった場合は、毅然とした対応を取らせていただきます。
また、本校教職員に対し下記の具体的対応を実施します。
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上記の社会通念を逸脱するような行為を受けた場合、教職員のケアを最優先します。
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教職員に対して、「社会通念を逸脱するような過度な要求や不当な言動や行為」に関する知識・対処方法の研修を行います。
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「社会通念を逸脱するような過度な要求や不当な言動や行為」とは、威圧的な態度や人格を否定する発言、電話等の長時間の拘束や繰り返しのメールまたは返信の強要、脅迫や暴力的な行為、教職員の個人情報や学校の信用を毀損するような情報のSNSへの投稿などをいいます。
3.ご家庭に対する具体的な対応
⑴ 学校との連絡・相談について
お寄せいただいたご意見やご相談には、事実関係を正確に把握し、組織として適切に対応するため、関係各所で情報を共有した上で回答させていただきます。そのため、状況に応じて担任個人への直接的・継続的なご連絡(個人の携帯電話やSNS、放課後や夜分の長時間の電話等)はお控えいただく場合があります。その際は、管理職等が窓口となり、組織として対応させていただきます。
⑵ ご相談の実施ルールについて
対面や電話でのご相談につきましては、教育活動への影響を考慮し、以下のルールを設けさせていただきます。
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事前予約制:面談は原則として事前予約制とし、日時を調整させていただきます。
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時間の目安:1回あたり30分を目安とさせていただきます。
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複数名での対応:内容の正確な記録と客観的な判断のため、学年主任や管理職を含む複数の教職員が同席させていただくことがあります。
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業務時間内の対応:教職員の心身の健康維持(働き方改革)の観点から、緊急時を除き、原則として学校の勤務時間内での対応とさせていただきます。
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電話によるご相談:原則1回20分までとさせていただきます。
⑶ 記録の取り扱いについて
面談・ご相談の内容を正確に記録し、後のトラブルを防止するため、必要に応じて記録(メモの作成や録音等)をさせていただく場合があります。これは、皆さまと学校の双方が、事実に基づいた誠実な対話を行うためのものです。
⑷ 不当な要求・言動への対応について
万が一、以下のような社会通念を逸脱するような過度な要求や不当な言動や行為があった場合には、速やかに対応を打ち切り、必要に応じて弁護士、警察等の外部機関と連携する場合があります。
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大声、罵声、威圧的な言動、誹謗中傷、教育活動に大きな影響を及ぼす不当な要求
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同じ内容の執拗な繰り返しや、長時間(深夜等)の拘束
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SNS等への事実に基づかない投稿や、個人情報の晒し行為
4.最後に
保護者の皆さまとの信頼関係のもと、お嬢様の成長を皆さまと共々に支えてゆくことができるよう切に願っております。今後とも、本校の教育活動へのご理解とご協力、また温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2026年10月1日
女子聖学院中学校高等学校
校長 塚原 隆行
