「AIの言葉、信じていいの?」― 国語「聞く話す」で学ぶ、中1生成AIリテラシー講座

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「AIの言葉、信じていいの?」― 国語「聞く話す」で学ぶ、中1生成AIリテラシー講座

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世界の教育現場では、「生徒に生成AIを使わせるか」ではなく「もう使っている生徒に、何を教えるか」という問いに変わりつつあります。女子聖学院も、こうした時代認識のもと、中学1年の段階から社会の変化にあわせた学びを積み重ねています。

その一環として、中学1年国語「聞く話す」の授業に、隣にある聖学院中高より宮教諭をお招きし、生成AIリテラシー講座を実施しました。

今後、授業の中で生成AIを活用していく前段階として、AIが事実と異なる内容でも自信満々に答えてしまうことがある、という性質を含めて、AIの仕組みを正しく理解する時間を設けました。AIが言葉を生み出す仕組みを知るたびに「へえ!そうだったんだ」という声があちこちで聞かれました。

後半は、同じ質問でも伝え方によって答えがどう変わるかを試す実践を行いました。生成AIに自分好みの旅行プランを考えてもらう際、その文章を自分の「推し」になりきって生成してもらうよう質問を工夫した生徒からは、出来上がった文章を見て「うわ!本物みたい!」と歓声が上がりました。AIの言葉があまりに自然だからこそ、「疑う視点」の大切さも重ねて伝えられました。

女子聖学院が育てたいのは、AIを自分の可能性を広げてくれる「優秀な相棒」として付き合っていける生徒です。今回の講座では、AIの答えを最後まで読んで自分の言葉に直すこと、その内容が本当に正しいか自分の目で確かめること、そして「AIが言ったから」を言い訳にしないことを、具体的な場面を通じて確認しました。

AIを使いこなしながらも、自分の言葉で判断を示し、批判を恐れない人材は、海外の研究者から「マスターナレッジワーカー」と呼ばれ、これからの社会でいっそう求められていくといわれています。中学1年のうちにこうした経験を積んでおくことは、本校が育てたい「自分の言葉で発信する力」、そしてBe a Messengerという生徒像にもつながるものです。

これから始まるAI活用の授業でも、生徒自身の言葉で考えていけるよう願っています。