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【高1工芸】地道な作業の先にある輝き!真鍮リングの鏡面仕上げ
JSG Days
女子聖学院では、高校生になると芸術科目が選択制になります。
今回は、高校1年生「工芸」の授業の様子をご紹介します。
工芸とは、日常生活の中で使うことができる「モノづくり」を行う科目です。
美術の枠に入りますが、素材の特徴を知り、その素材に適した道具や表現技法を学んでいきます。
職人のように、ひたすら磨き上げる
今日の授業では、「真鍮(しんちゅう)リングの鏡面仕上げ」の工程に取り組みました。
生徒自らがデザインした指輪の図案を、手引き鋸(のこ)を使って真鍮板から切り出し、丁寧にやすりがけをします。その真鍮板を指輪型に丸めたものを、いよいよ鏡のようにピカピカに磨き上げていく工程です。
粗さの異なる耐水ペーパーを、徐々に番手(目の細かさ)を上げながら、表面の小傷を削り取っていきます。ひたすら指を動かす地道な作業に、生徒からは思わず泣き言も……。
しかし、近くの席から「すごい!光ってきたかも!!」と歓声が上がると、お互いに仕上がりを見に行き、「自分も!」と競うようにまた磨き続けていました。
最終工程のピカール研磨剤を使って磨き上げると……
背景がくっきりと映り込む、ピカピカの鏡面仕上げの指輪が完成!
教室のあちこちから歓声が上がり、どこからともなくディズニーの名曲『輝く未来』が口ずさまれていました。がんばった生徒たちの達成感が教室中に広がった瞬間です。
「失敗」からどうリカバーするか
工芸は、意外にも根性が必要な科目です。
仕上げたと思っても、傷が残っていれば数工程戻らなければなりません。制作の途中で作品が壊れてしまったり、致命的な失敗をしてしまうこともあります。
ですが、生徒たちは手をかけて作ってきた作品を絶対に放棄しません。
「ここからどのようにリカバーするか」を、自分の頭で一生懸命に考えていきます。
デジタル時代だからこそ、手仕事の感動を
現代は、機械に頼れば良いものを誰でも簡単に作ることができる時代です。本校でも3Dプリンターやレーザーカッターを導入し、デジタルのモノづくりの良さも発信しています。
しかしだからこそ、自らの手で作り上げる難しさや大変さ、そしてそこに付随する本物の感動を、若いうちに失わないでほしいと願っています。
生徒たちの力作は、11月2・3日の記念祭でもお披露目いたします。5階美術室へ是非足をお運びください!
