【翠耀会】翠耀会創立100周年の年を迎えて

翠耀会会員の皆様

ひな祭りも終わり、梅から桜の季節へと移り変わろうとしています。
今年は例年になく何回も強い寒波に覆われ、大雪で苦労なさった方、寒さに震える毎日を送られた方が多かったことと思います。やっと春の兆しが見えてきて、一気に暖かくなりそうなこの頃です。
皆様お健やかにお過ごしのことと存じます。

「翠耀100周年記念号」はお手元に届きましたでしょうか。それにも記載されておりますように、女子聖学院翠耀会が創立されて、今年は100周年を迎えます。卒業生の会(同窓会)が創立したのが100年前、「翠耀会」と名付けられてから95年が経ちました。
この100年間には、創生期の女子聖学院のご苦労があり、戦争があり、終戦、校舎の建築、生徒数の増減など母校は様々な時代と直面し、その都度女子聖学院にふさわしい最も良いキリスト教学校教育をしてこられました。
そして、翠耀会も様々な場面で母校の発展のために微力を尽くしてまいりました。音楽会や映画会などを開催し収益を献金したり、購買部でのささやかな収益金を寄付したり、校舎建築、パイプオルガン設置などでは募金に応じ、然るべき寄付をすることもできました。これも会員の皆様のご理解、ご協力があってのたまものと感謝いたします。

その翠耀会が100歳の年を迎えました。会員の皆様と共に感謝と祝賀の時をもちたいと考え、役員会で検討し続けてきました。
それが「翠耀」でご報告したとおり、6月2日の祝賀会となりました。100年に一度しかない100周年祝賀会です。皆様万障お繰り合わせくださり、この会にご出席くださいますよう、お願いいたします。

母校は間もなく卒業式を迎えます。今年も翠耀会会員として120名の新入会員を迎えます。女子聖学院という母の懐に抱かれていたような暖かい環境から巣立ち、それぞれの進路に向けて羽ばたいていく新卒業生の行く手に、神様の限りない恵みとお支えがありますよう、心から祈ります。    

会長 大野 碧

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