中学英語教育
中学では、アクティビティを取り入れた参加型の授業により、英語を楽しく学ぶことを重視しています。そのうえで、聞く・話す・読む・書くの4つの力をバランスよく養い、高校での学びにつながる英語の基礎力をしっかりと定着させます。また、豊かな英語力を身につけるためには、文法を学ぶことが大切であるため、復習を兼ねた簡単な小テストをまめに行っています。「できる」喜びを実感し、英語を学ぶ意欲を高めていきます。
ネイティブ教員と一緒にアクティブに学ぶ
「聞く・話す・読む・書く」の4技能を使ったアクティブな活動を、ネイティブ教員と一緒に沢山経験していきます。生徒がわくわくして教科書を読み、「もっと知りたい」「伝えたい」と思って自己表現活動をしています。自己表現活動では、英語でスピーチ、プレゼンテーション、ディベートなどを行います。教室にいながらにして世界と出合い、意見を深め、教室にいる仲間と共有することで、新たな価値観を得て成長しています。
英語科/山﨑洋子
英会話
女子聖の英会話の授業は、中1から中3まで週1回行われ、すべてネイティブの教員によるオールイングリッシュの授業です。1クラスを2分割しネイティブ教員2名体制で指導するため、よりきめ細かい学びが可能となります。また、レベル別のクラス編成となっているため、一人ひとりのレベルに合った授業を受けることができます。
レシテーションコンテスト
英語を体得し、人に伝える力をつける
中2、中3を対象に、毎年行われる暗誦コンテストです。予選には全員が参加し、暗誦用のサンプル文章のなかから、全生徒が自分に合うものを選択し、クラスみんなの前で暗誦します。クラスの代表に選ばれた生徒は、校内コンテストに出場。外部から招かれた外国人審査員が審査を行い、それぞれの学年で1~3位が選ばれ、優秀者は高円宮杯弁論大会など、外部の大会に出場することもあります。練習によって、自然な発音やイントネーションを身につけるだけでなく、ひとつのスピーチを、自分のことばとして相手に伝える表現力を養います。
英検準備講座(全学年対象)
中学・高校の全学年を対象として、「英検準備講座」を行っています。6月、10月、1月に実施される英検に向けて、筆記・リスニングの両方を対策します。英検は、大学入試に直結する重要な資格です。取得することで推薦入試等で有利になることはもちろん、大学入試共通テストで高得点を取るためにも、クリアするべき試験であると言えます。共通テストの英語(筆記)で出題される内容と問題レベルはちょうど英検2級に匹敵します。英語の共通テスト(筆記)は200点満点ですが、上位大学を目指すには最低でも80%(160点)以上の得点が必要です。一方、英検は級によっても異なりますが、約65%で合格できます。「高IIIの6月までに英検2級取得」を目指すことで、大学入試に通用する英語力を養います。そのため段階的に、中学を卒業するまでに3級を、そして高I、IIの間に準2級・2級を取得できるよう、「英検準備講座」を開講しています。
- 講座の内容
- 1.英検問題の問題別のポイントと解き方の説明と演習。
- 2.二次面接にも役立つ、リスニング練習。
英検2次面接対策講座(全学年対象)
英検の1次試験に合格した生徒には、試験の概要説明、質問内容の特徴、答え方のコツなど、各級の2次試験を受ける全員が知っておくべき内容をお伝えする「英検2次面接ガイダンス」を行います。さらに希望者対象に過去問を使って面接練習を行い、十分なシミュレーションをして試験本番に臨めるようサポートします。英検準備講座を受講していない生徒も参加できます。