教科教育

芸術(美術)

授業トピック

美術せいこっち
  • つぶれた缶の絵1
  • つぶれた缶の絵2
中学1年生が入学して最初に取り組む作品は「つぶれた缶の絵」です。自宅から持ってきた缶を木槌で適度に潰すところからスタートします。潰すことによって、ひとつとして同じ形状の缶は存在しなくなります。自分の作品と隣の生徒作品の出来具合を比べたり気にしたりすることもなくなり「見えたものを見えた通り描く」事に集中することが出来るのです。

また、最初から個性的制作の指導はしません。技術が無いままでは個性を出し切れないと考えるからです。まずは一つひとつの技法を身につけ上達をめざし、つぶれてゆがんだ文字の書き方や、金属の雰囲気をだす塗り方もならっていきます。「できた!」「意外と簡単だった!」という経験の積み重ねが、次の課題を楽しみにする気持ちや挑戦する意気込みを育てていきます。

教科目標と6年間の流れ

教科目標 1、実践を通して段階を追って基礎力の定着を図る。
2、他者との比較ではなく自分自身にとっての到達度をより向上させ、個人の表現力を引き出す。
3、確実な基礎技術習得に自ら表現する自信と喜びを得させる。
段階目標 内容
6年間の流れ 中学1年 基本的技術の習得と高度な写実への導入を行う。
  • ・つぶれた缶を描く
  • ・螺鈿の手鏡・銅版画・ポスターの制作
中学2年 基本的技術の習得と共に、大作への挑戦を通じて苦手意識を克服させる。
  • ・名画の模写
  • ・名画の模写に合わせた額縁の制作
  • ・瓶の描写と連続模様のデザイン
中学3年 表現と描写力を向上させ、3年間のまとめとして完成度の高い作品制作を目指す。
  • ・自画像
  • ・フォトコラージュと鉛筆デッサン
  • ・ショッピングバッグのデザインと堆朱制作
高校I年 美術:基礎的な技術の再確認とイメージするものを具現化し、表現する喜びを得させる。
工芸:デザインと用途との相互関係を学び、制作活動を通じて、表現と鑑賞の能力を伸ばす。意匠を理解する。
美術
  • ・スニーカーのデッサン
  • ・石膏デザイン
  • ・静物絵画
  • ・立体制作
工芸
  • ・木彫工芸
  • ・染色(ハンカチ)
  • ・織物
  • ・金属工芸(指輪)
  • ・ガラス工芸
  • ・皮革工芸
高校II年 美術:高度な技術と応用力を通して表現力を高める。美術文化に対しての理解を深め、鑑賞能力を高める。
工芸:デザインと制作活動を通し、造形感覚の洗練を目指す。美術文化にも意識を向ける。
美術
  • ・デッサンと彫塑
  • ・肖像画
  • ・パッケージデザイン
工芸
  • ・染色(ストール)
  • ・陶芸
  • ・七宝
  • ・金属工芸(バングル)
高校III年 美術:主体的創造的に表現する能力や態度を高める。これまで培った技術や感性を活かし、既成枠を超える作品の完成を目指す。
  • ・デザイン
  • ・校内写生とデッサン
  • ・彫塑と版画

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