~本校の生徒が本を出版しました~

「一番行きたくなかった国バングラデシュには我々日本人がもっていない豊かさを持っていた」
本校高校3年生 川嶋 乃笑(かわしま のえみ)さんが高Ⅰの時にACEFのスタディツアーに初めて参加した時の経験と思いを綴った「乃笑の笑み」をこの度サン・パウロ出版から出版しました。
ACEFとはThe Asia Christian Fundの略でアジアキリスト教教育基金という団体です。
http://acef.or.jp/
バングラデシュに寺子屋を建てる働きをしており、毎年夏休みにはスタディツアーが企画されていて、実際に現地の小学校を訪問し、直接触れ合うことが出来るツアーです。
女子聖学院ではACEF設立当初から関わりがあり、毎年記念祭(文化祭)の生徒による売り上げの全額をACEFに献金しています。また毎年ACEFのスタッフをお迎えし、バングラデシュのお話を伺う機会を持っています。
著者である川嶋さんもACEFの存在を知ったのは学校での関わりを通してであり、スタディツアーに参加しようと思ったのは、「夏休みにどこでもいいから海外に行ってみたい」という気持のときでした。
しかしながら、事前学習に行けばいくほど「やばい国」(彼女のことばを借りれば)に行くことを後悔しつつ、日本を旅立つのです。
そんな彼女が感じたバングラデシュでの生活、経験、そして高Ⅱでも参加し、今は使命をもってこの本を綴りました。
使命を感じていなかった彼女が、出かけていった先で何を感じ、何を考え、そして今どういう使命をもってバングラデシュのことを伝えようとしているのか、皆様に読んで頂きたいと思っています。
 
 女子聖学院は明日から111周年記念祭を開催致します。
 川嶋 乃笑さん著 「乃笑の笑み」も販売致します。
 著書にはさだ まさしさんによる帯が付けられています。
 「いつの日か観た映画が無意識に脳裏に残り、あるとき急に具体的な映像になって甦るー。
 それはやがて、大きな決断を導くことになる。
 乃笑さんから突然届いた本のゲラ刷りと手紙は、そのことを雄弁に語っていた。そして
 会ったことのない女子高生の『冒険』にかかわれたことを、私は誇らしく思った。」

 ※本の売り上げは全てACEFの働きのために献金されます。

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出版記念パーティで

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バングラデシュの子ども達と

駐日バングラデシュ大使と

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