☆在校生から受験生へのメッセージ☆

先日行われた第7回説明会にて、在校生から受験生へメッセージをお伝えしました。
今回出席できなかった方、またもう一度メッセージをお読みになりたい方、ぜひご一読ください。


今回は、私が女子聖学院での6年間で感じたことや学んだこと、クラブ活動などについて3つお話させて頂きたいと思います。
よろしくお願いします。

まず1つ目は、私が女子聖学院に入学したきっかけについてです。
私が受験生の時に見学にきた記念祭で、初めてチアリーディングの演技を見ました。
ステージの上で繰り広げられるアクロバティックな演技に とても感動したのを覚えています。
先輩たちのキラキラと輝いている笑顔を見て自分も自然と笑顔になり、私もこのステージに立ちたい、
先輩達みたいに人を笑顔にさせたい、と感じました。
私が受験をした時は女子聖学院のほかにいくつか他の学校から合格をもらっていましたが、
入学を検討する中で、両親が行って欲しい学校とは意見が食い違っていました。
話し合った結果、両親は「女子聖学院に入りたい」という私の意見を尊重してくれて、
無事、女子聖に入学することができ、あこがれのチアリーディング部に入部しました。
今となっては両親も女子聖学院で良かったと応援してくれています。
チアリーディングは一見華やかに見える競技ですが、日々の練習の積み重ねによって作り上げていくものです。
私が厳しい練習に耐えてチアリーディングを続けられたのは、同じ目標に向かって努力する仲間がいたこと、
また指導経験豊富な顧問の先生、専門的なコーチがいたからです。
6年間の部活動では、日々の厳しい練習の中で意見の食い違いでぶつかり合ったり、喧嘩をすることがたくさんありました。
どうなることかと思うような時期もありましたが、本音で話し合うことで仲間は自分の不安を受け止めてくれました。
また、私も相手を理解することが出来ました。
今では仲間と強い信頼関係を築くことが出来ています。
とても充実した6年間でしたが、私は女子聖学院でのチアリーディングで完全燃焼したわけではなく、
さらに上を目指して大学でもチアリーディングを続けることを決めました。

2つ目は、先生との関係についてお話します。
私は中学2年生の頃、授業に集中できなかったり、先生に反発したりと、担任の先生や親に迷惑をかけた時期がありました。
担任の先生と衝突しましたが、その時にも頭ごなしに怒ったり否定するのではなく、見離さず、見守ってくださいました。
高校生になると、色々な学校行事を生徒主体で運営することが多くなります。
女子聖学院の先生方は生徒の意見を尊重し、サポートしてくださいます。
これによって生徒は自主的に動き、責任感が生まれ、先生との信頼関係が深まります。

3つ目は女子聖ならではの学校行事についてです。
女子聖学院の3大行事である運動会、記念祭、そして合唱コンクールは生徒主体で運営されます。
実行委員や生徒会など、生徒がメインで運営し、例えば運動会であれば 審判、得点、用具の準備、警備面まで
すべて生徒が行うため、やりがいと達成感を味わうことが出来ます。
女子聖学院の運動会はOGの方や保護者がたくさん応援に来てくれて、とにかく盛り上がります。
運動会に限らずいろいろな場面で一人一人が活躍出来るのが女子聖学院の良い所です。

私は運動会では中学生に競技指導などをする役割も担当しました。
先輩の指導というと、怖いイメージをもつかもしれませんが、そんなことはありません。
運動ができるできないに関わらず、一人一人が楽しんで頑張れるように、やさしく丁寧に指導します。
それだけではなく、先輩後輩関係なく仲良くなるために、手紙を交換したり、一緒にお弁当を食べたりして交流を深めます。
ほかにも女子聖学院の運動会の特徴として、個人競技は1つもなく、すべてみんなで協力して行う団体競技だということがあります。
運動が苦手な子や、小学生の頃運動会が嫌いだった子も、みんなと声を掛け合って頑張ることで仲間との喜びを味わうことができます。
このように中高一貫ならではで学年を越えて、6学年が協力し作り上げていくと言うのが女子聖学院の伝統であり魅力であります。

このような素晴らしい楽しい経験思い出、一生の友達を女子聖学院で作りましょう。
受験生のみなさん、これまで頑張ってきた努力は必ず報われます。
神様は乗り越えられない試練は与えません。
自分を信じて頑張ってください。
応援しています。

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