【2.11平和学習】 過去の大戦を振り返り平和を考える

女子聖学院2019年入試が終了いたしました。
生徒たちも自宅学習期間を終え、朝の礼拝とともにいつもの学校生活が始まりました。
今日は2月11日、建国記念日を迎えるにあたっての平和学習が中高で行われました。
本校では毎年「建国記念日」の意味、そして戦争と平和について考える特別授業を毎年2月に行っております。
礼拝のあと中学1・2年はクローソンホールで『さとうきび畑の唄』、中3~高Ⅱはチャペルにて『ひめゆりの塔』を鑑賞しました。
どちらも沖縄戦と当時の沖縄を舞台に、戦争が生んだ悲劇を描いた物語です。
現代の平和な日常とはかけ離れた悲惨な場面を目にし、生徒たちは改めて戦争の無益さを知りました。

映画を見たあとは聖学院高校数学科教諭 西浦 昭英先生をお招きし、ご講演を頂きました。
西浦先生は「沖縄平和の旅」を開催し、沖縄から平和を考える活動をされております。
太平洋戦争末期の沖縄戦以来、過去に繰り広げられた土地返還の闘い、米軍基地など沖縄を取り巻く様々な問題について語って頂きました。

沖縄戦以降も闘い続けてきた沖縄県民の歴史と、今も抱え続けている沖縄問題を一人ひとりが認知し、
平和な世を守り続けていきたいと生徒、教職員一同、より一層強い思いを抱く授業でした。

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クローソンホールでは『さとうきび畑の唄』
チャペルでは『ひめゆりの塔』が上映されました

西浦 昭英先生
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中高全学年、真剣に先生のお話を聞きます
沖縄の現状を学びました
教室にて平和への思いを綴りました

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