【理科Ⅰ実験】 鉄と硫黄の化合

12月9日、中2理科1分野の授業にて硫黄と鉄を利用した実験が行われました。
中2理科1分野の授業においては、週3時間の授業のほかに週1時間の実験授業を設置しています。
実験授業は1クラスを教員2名と理科助手1名で担当しています。

今回は、鉄と硫黄を混合して加熱してできた化合物(硫化鉄)と加熱前の混合物と比べ、その性質の違いを調べる実験です。
先生のお手本に沿って、ガスバーナー、試験管ばさみなど、基本的な実験器具の使い方も確かめながら進めていきました。
物質の色、磁石につくかどうか、塩酸を加えたときのにおいなどを確かめ、それぞれの結果の違いから加熱することによって異なる物質(硫化鉄)に変化することがわかりました。
化合物にうすい塩酸を加えて発生した気体(硫化水素)は、可燃性の有毒ガスです。
はっきりとわかるほどの刺激臭を覚え、硫化水素の危険性を改めて認知することができました。

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乳棒を使って硫黄と鉄を均一に混ぜます

混合物を加熱 上部から赤く光っていきます
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全員で試験管の様子を観察・・・

加熱前、加熱後それぞれの違いを確かめます
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加熱後の物体にうすい塩酸を加え、硫化水素の発生を確認 実験の結果をまとめ、片付けをして終了

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