【吹奏楽部】 アンサンブルコンテストに出場しました
1月5日(日)・6日(土)、府中の森芸術劇場で行われた「第43回東京都高等学校アンサンブルコンテスト」にて、
女子聖学院高等学校吹奏楽部から2チームが出場しました。
5日は木管五重奏(高Ⅱ二名・高Ⅰ三名)が出場し、見事「金賞」を頂きました。
演奏した「ねがい」は後半に複雑なリズムが連続する難易度の高い作品です。
本番直前の練習では何度も同じ箇所で止まってしまい、集中力と緊張感の甘さをコーチから厳しく注意される場面も。
本番でも一瞬乱れそうになるも、5人のチームワークで即座に立て直しました。
とはいえその"一瞬の乱れ"が気になり「銅賞だったらどうしょう?」と心配そうな生徒たちでした。
表彰式で「女子聖学院高等学校、ゴールド金賞!」のコールを聞いたときは歓声が響きました。
部長の生徒も、思わず受け取った賞状を見直したとのことです。
審査講評では「温かく優しい良質なサウンド」、「素晴らしい表現力」、「曲全体から優しさのようなものがあふれていました」とのお言葉を頂きました。
続く6日に出場した打楽器三重奏(高Ⅱ一名・高Ⅰ二名)は、「トリオ・パー・ウノ(3人がひとつに)」というアンサンブルがとても難しい曲を演奏しました。
その曲名の通り、3人の息がピッタリ合わないと曲になりません。
暗譜するまで譜読みに要した期間は2ヵ月、そこから地道に曲を仕上げていきました。
4年間を共に吹奏楽部で頑張ってきた仲良し三人組の演奏は緊張感溢れるもので、
出発前の学内チャペルでの演奏発表を聴いた教師陣からは、普段の教室では見られない生徒たちのパフォーマンスに驚きと称賛の声が上がっていました。
本番当日も朝早くから集まり、出発時間ギリギリまで3時間立ちっぱなしで練習して臨んだコンテストでしたが、結果は惜しくも「銀賞」でした。
しかしながら、審査員からは「3人の息の合ったアンサンブル」、「3人の"和"が感じられるような音楽が大変素晴らしい」、「暗譜もされて、練習量の多さに感心しました」との講評を頂きました。
生徒からも「十分にやり切った!」という充実感溢れる言葉が聞かれました。
年末年始返上で頑張ったアンサンブルコンテスト。
2チーム揃っての金賞は叶いませんでしたが、生徒たちがお互いに励まし協力し合った経験は、今後の高校生活に豊かな恵みとなって生かされることでしょう。
木管五重奏(直前練習) ねがい |
打楽器三重奏(直前練習) トリオ・パー・ウノ |
カテゴリ: 新着情報|投稿時刻:2020年1月 9日
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