【高Ⅱ】ビブリオバトル都大会出場!

夕の冷え込みも厳しくなってまいりました。いかがお過ごしでしょうか。
さて、本校の生徒から嬉しい報告がありました。
令和5年度 高校生言葉の祭典 高校生書評合戦(ビブリオバトル)東京都大会にO さんが出場しました!
この大会は10月22日(日)に国立オリンピック記念青少年総合センターで開催され、都内の高校134校、134名が出場しました。

あまり聞き馴染みのない「ビブリオ」とは、ラテン語で本を意味する言葉です。
「ビブリオバトル」とは、本を紹介するスピーチ大会です。紹介したい本を1冊選別し、5分間プレゼンテーションを行います。その後、3分間のディスカッション(質疑応答)を行い、最終的に、一番読みたい本に投票し、チャンプ本(優勝者)が決まります。
本校の国語科では、中学での「聞く話す」の授業を活かし、高校において学年全員で「ビブリオバトル」に取り組んでいます。
今回、この大会に出場したOさんにインタビューしました。

ービブリオバトルについて知ったのはいつですか?  
中学2年生の「聞く・話す」という授業で知りました。教科書を読み進めるだけではなく、表現の分野を重視している授業です。


ービブリオバトルに出場しようと思ったきっかけは何ですか?
高校1年生の授業でもビブリオバトルに取り組みます。始めはクラスの班でバトルをしてクラス代表を決めます。その後、学年集会の場でクラスの代表がバトルをし、そこで優勝することができました。その時、国語の先生に都大会への出場を薦められて頑張ってみようと思いました。

ー大会では、何の本をプレゼンしたのですか?またその理由を聞かせてください。
今邑彩著の『そして誰もいなくなる』です。
当時ミステリー小説が大好きで、特にアガサクリスティー著の本にはまっていたので、絶対にアガサクリスティー著の本にしようと思っていましたが、学校で選定本を決める日にお家に本を置いてきてしまいました。そのため本屋さんに寄ったところ、『そして誰もいなくなる』に出会いました。こちらの本が、アガサクリスティー著の『そして誰もいなくなった』を本歌取りにしていることを知り、こちらの本に決めました。

ー大会ではプレゼンテーションもディスカッションもありますよね。どのように対策をとったのですか?
本を夢中になって読んだので、その勢いで原稿を書き進められたので、大変ではなかったです。
発表の練習としては、まず普通に喋る、その後時間を計る、そして自分の声を録音するなどの工夫をしました。
ディスカッションは、このような質問がきたら、このように回答しようとの想定はしていましたが、残念ながら自分が想定した質問は何も来ませんでした。でもアドリブで無事に答えられることができました。

ー大会当日は、1人で出場なさったと思うので、緊張しますよね。緊張に対しては、どのような対策をとったのですか?
私自身演劇部に所属しているので、緊張は全くありませんでした。寧ろ目の前にたくさん人がいる方が安心できるので、お客さんや出場者がたくさんいて楽しむことができました。

ービブリオバトルの魅力や後輩におすすめするポイントは、ずばり何ですか?
自分では見つけられない色々な本を、みんなが発表することにより知れることと、
改めて本のどこが好きなのかを改めて研究できることが楽しいです。

ー来年もビブリオバトル出場したいですか?
来年は受験を控えているので出場は考えていませんが、大学の大会とかもあるので、機会があったら出場したいと思っています。

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プレゼンテーション中のOさん バトル前に!

ーとても楽しそうに当時の様子を教えて下さいました。Oさんが紹介した『そして誰もいなくなる』は女子聖学院図書室で絶賛貸出中です。

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