卒業生のリアルライフ〜海外留学のすゝめ〜

こんにちは!女子聖広報室です。
今回、74回生のM.Fさんに、彼女の卒業後にオーストラリアへ留学中の様子についてインタビューしました。M.Fさんは現在一時帰国中で、その合間を縫って女子聖に顔を出してくれました。留学は新しい文化に触れ、自己成長の機会を提供してくれる素晴らしい機会です。彼女自身が留学を通じて学んだことや、留学を検討している皆さんへのアドバイスをお伝えいたします。

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74回生のM.Fさん 在学時は紅組の団長として活躍されていました

──留学について興味をもったのはいつからですか?
もともと海外への漠然とした興味や憧れがありました。小学校5年生からオーストラリアでの短期留学を経験し、それが非常に良い経験となりました。その経験により、海外に対する恐怖感が減り、留学への興味や関心が一層強くなったのを覚えています。また、女子聖に入学してすぐの中学1年生の時に外部の団体が主催しているアメリカでのプログラムに参加し、海外での生活と学びを体験しました。高校に進学してからは、英語に親しむ機会を求め、セブ島に短期留学しました。
進路を海外の学校にしようと決断したのは高校2年生です。家族や友人が留学に対して積極的で、留学への決断を後押ししてくれました。

──留学を体験してみていかがですか?
留学は最初は簡単ではありませんでした。特に言語の壁が大きな課題でした。最初は英語でのコミュニケーションに苦労し、自分の英語力では思い通りに表現できないと限界を感じることもありました。異なる文化や環境で生活することが一筋縄ではいかないことを学びました。しかし、時間が経つにつれて、周囲の友人との交流が増え、英語を使う機会が増えました。友人たちが間違っても構わないからと励ましてくれたことで、自分の殻を破り、言語スキルを向上させることができたと感じています。また、周囲の友人が勉強に励んでいることに触発され、自分も学び続ける習慣が身につきました。今は次の課程に進むためにIELTS6.5のスコアを目指して、一生懸命学習しています。

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クラスの友人たちと 授業の様子

──今後のキャリアについてどのようにお考えですか?
英語を活用したキャリアを目指しています。具体的には、商学部で経営やマーケティングを学びたいと考えています。今までは漠然とした将来像しか描くことができていませんでした。しかし海外での経験や友人たちと切磋琢磨して学び合うことで、叶えたい将来像がはっきりと見えてきました。今は目標に向けて毎日勉強を続けています。

──留学をする価値とはどのようなものですか?
今までの自分の中での固定観念を壊し、他人の意見にとらわれず自分の考えを大切にするという素晴らしい経験ができます。日本では大学とは「18歳〜22歳の人が行くもの」として当たり前のように考えていますが、海外は異なります。学ぶ必要がある人が通うため、年齢もばらばらです。そのような多様な文化と人々の中で学び続けられる環境を提供してくれます。日本とは異なる考えに触れ、新たな視点を持つことができます。

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息抜きで海を見に行きました 友人たちと映画鑑賞

──留学を視野に入れている後輩にできるアドバイスはありますか?
高校1年生では文法をしっかりと学びましょう。中学生の文法が基礎中の基礎であり、英語スキルの向上に大いに役立ちます。分からなければ戻って学び直す、地道に学ぶことが英語習得の最短ルートになると感じています。自分自身が苦労したからこそ、お伝えできる心からのアドバイスです。

高校2年生や3年生では会話を大切にしましょう。英語を日常生活で積極的に使うことが、スキル向上につながります。英語の壁を克服するためには、英文法→スピーキング→単語の順で学習することが有効だと私は感じています。英語を実際に使うことで、何が足りないのかが明確になります。そこを補うことで自分の成長が見えてくるでしょう。日本人はなぜ英語が喋れないのでしょうか。私は英語を用いた会話が圧倒的に少ないからだと考えています。

──最後に一言おねがいします
留学は素晴らしい経験ですが、挑戦も伴います。言葉の壁や新しい環境に直面しても、自分を信じて前に進んでください。新しい文化や友達との出会い、そして自己成長が待っています。自分の夢や目標を追求するために、一歩を踏み出す勇気を持ってください。後輩の皆さんは素晴らしい未来が待っています。頑張ってください!

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