女子聖学院117周年記念式典

10月29日、女子聖学院創立117周年を記念して記念式典が礼拝をもって執り行われました。
式典ではこの長い年月、女子聖学院が神さまに守られ、長い歴史を刻むことができたことに感謝し、創立者バーサ・クローソン先生から受け継がれたバトンを、今後も大切に引き継いでゆく事が祈られました。
また、院長山口博先生をお迎えし、「変わること・変わらないこと」と題してお話しいただきました。
優しく語りかけてくださる山口先生のお話を久しぶりにお聞きし、とても穏やかなひと時となりました。
女子聖の生徒であること、卒業して同窓生となることは今後もずっと続く変わらないことである。
世の中が目まぐるしく変わり、わたしたちの心の中も不安や、まわりに流され変わってゆくけれど、どの様な時にあっても神様は変わらず、私たちの真ん中に変わらずいてくださるとお話しくださいました。
また、最後に先日ご昇天された本校旧職員である大木英夫先生が訳された「ニーバーの祈り」を紹介しお話を終えられました。
〈神よ、変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ〉(大木英夫訳)


礼拝の最後には召天者追悼のときをもち、この1年間でご逝去された卒業生、在校生保護者、旧教職員の方々をおぼえ、お名前をお呼びしお祈りを捧げました。
同窓会である翠耀会会長の大塚明子先生が代表して祈祷をしてくださいました。
女子聖学院では毎年記念式で、これまで女子聖学院を愛しいつくしんで来られた方々の生涯が神様の愛の中に守られて歩まれたことを覚え、神様に心を向けています。
在校生たちもその枝に連なり、神様の恵みの中を歩んで欲しいと願っています。

d0327b350c2c1fba8ba229e3f094240ca243b7a3.pngのサムネイル画像 2163ab538bf7f1077b5b89e73823d92cea2c6e27.pngのサムネイル画像
久しぶりに山口博院長のお話を伺いました。 学校法人聖学院理事長・聖学院大学学長
清水 正之先生

ページの先頭に戻る