校長ブログ「くる朝ごとに」平和の架け橋

今日から夏休みに入りました。夏休み―それは生徒が学校から「ぱ~」と様々な方向に飛び散っていくというイメージです。もちろんクラブ活動に補習に登校する生徒は沢山います。しかし、その心は普段の生活から解放され自由を満喫しているように見えます。

この夏、学校から海外に足を運ぶ生徒たちがいます。7月18日にオーストラリア・ターム留学に高校1年生4名が旅立ちました。そして7月20日には、イギリス語学研修に中学3年生から高校2年生までの生徒36名が出発しました。さらに8月には、年間留学にチャレンジしようとする高校生2名がカナダに出発します。

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Australia term留学へ出発!

海外研修、留学の目的は「語学を学ぶ」と言われますが、私はもっと大きな目的、意味があると思います。今まで何十人と年間留学をした生徒を見てきましたが、その多くの生徒は「たくましくなった」と口にします。言葉が通じない、習慣も違う外国で「ひとり」で道を切り開かなければならないのです。当然、たくましくなると思います。確かに留学から帰ってきた顔は、自信に満ちています。そして「もう一度、海外で勉強をしたい。将来は国際的な仕事に就きたい」そう語ります。生徒の目は、世界に向けられています。その視線の先には、留学先でお世話になった方々がいます。そしてその視線を支えるのが感謝と友情です。

「世界に向けられる目」は、世界を平和に導く架け橋です。一つひとつは小さな架け橋かもしれません。しかし、それは確実で堅固なものです。この夏、女子聖学院から世界に飛び出した生徒一人ひとりが、平和の架け橋となることを祈っています。

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今年から始まった「イギリス研修 10日間」へ出発!

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