校長ブログ「くる朝ごとに」引き継がれるバトン

 新しい年を迎え3学期が始まりました。高校Ⅲ年生は1月8日の始業式翌日から自由登校となり、ある者は学校で、ある者は自宅や塾で進路獲得のために勉強をしています。ですから、毎日のチャペル礼拝では、高Ⅲ生の席がぽっかりと大きく空き、何となく寂しさを覚えると同時に女子聖から飛び立っていく日が近づいているということを実感します。

その一方で、2月1日から中学入試が始まります。新しく女子聖学院の生徒になる6年生を迎える入試です。高校Ⅲ年生からバトンを受け継ぐ6年生です。互いに顔も名前も知りませんが、6年生は女子聖学院というバトンを高Ⅲ生から引き継ごうとしています。決してバトンを落としたりすることなくしっかり握って、走り始めてほしいと願っています。

春を迎えると自然界は新しい生命で満たされます。同様に、学校も新入生を迎え新たな歩みが始まります。今は、まさに大きな変動から生まれる新しい学校を待ち望む日々を過ごしています。そのような中で、バトンを新入生に渡そうとしている高Ⅲ生が、新たに赴く地において新たなバトンを受け、優しさと温かさを運ぶ春風になっていただきたいと思います。

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がんばれ!高Ⅲ  

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