7月23日 東邦大学看護学部 看護学生体験

7月23日(水)、高大連携校である東邦大学看護学部大森キャンパスにて、学部看護体験を実施しました。

スクラブ(医療用ウェア)に着替えて聴診器を持つと、姿は看護学生そのものに。まずは座学でバイタルサインとは何か、実際の現場で用いられる伝達方法であるSBAR法(S:状況、B:背景、A:評価(自分の考え)、R:提案(相手にしてほしいこと))など、実際に看護学生が学ぶ内容を勉強しました。

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座学中の様子です


次に血圧測定シミュレーターを使用して血圧測定を体験しました。手動の血圧計を巻き、聴診器をあてると聞こえてくる血圧の上と下での音の変化をじっくり聞き分けていました。最初はぎこちない手つきだった生徒たちも、だんだんと血圧計と聴診器を扱う姿が様になってきていました。

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先生に教わりながら、血圧を測ってみました


その後、2人1組のチームに分かれ、全身麻酔術後の患者さんの血圧測定のために訪室した場面を想定したシミュレーションを行いました。ここでは、どのような声掛けを患者さんにすれば安心してもらえるか、どうコミュニケーションをとれば良いのか、2人でどのように連携して血圧測定などのバイタルサインチェックを行うのがスムーズかなど、さまざまな視点を持って体験していました。それぞれのシミュレーション後には他のチームと「ここが良かった」、「こうするともっと良くなるのでは」などのたくさんのフィードバックを行い、深い学びになったようでした。

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リアルな模型を使ってシミュレーションを行いました


今回の体験を通じて、「医療現場での"チーム"はとても大事で、1人だけが頑張っていてもだめ。患者さまをどのようにリラックスしてもらえるかも大事だし、それだけではなく、一緒に訪室した仲間との関係も大事なのだなと実感した」「改めて将来看護の仕事につきたいと強く思うようになった」などの感想があり、充実した学びを得られた大変貴重な時間になったようでした。

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体験に参加した生徒で集合写真を撮りました

このような貴重な体験をさせていただき、感謝申し上げます。

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