中3職場訪問第4弾! 職種のデパート、新聞社の意義とは?

7月24日は朝日新聞社を訪問し、記者、販売店、管理部門のみなさまのお話を伺い、学びを深めました。

新聞社は「職種のデパート」と呼ばれており、記者やカメラマンはもちろん、パイロット、校閲担当、デザイナー、編集者、企画担当などさまざまな分野でご活躍されている社員の方がいらっしゃいます。ここまで多岐にわたる仕事を網羅しているのは珍しいことでしょう。
また、新聞の読み方についても、一言一句読んでいくのではなく、流し読みや見出しだけでも目を通すということ、またニュースとの出会いという点では新聞の信頼性や多様性、新しさなども読者に与える印象は大きいようです。朝日新聞社は社内の風潮においても多様性を重視しているとの話も出ました。

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後半は社内見学をし、記者の方やデスク担当の方にお話を聞いたり、夕刊を刷っている輪転機を見て圧倒されている様子でした。また昔は原本を一字一句手作業で文字入りのハンコで紙面を作っていたということにも驚きを隠せませんでした。

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輪転機を見学させていただきました

生徒の感想を一部紹介します。
「印刷をする場所など普通では入れないようなところを見学でき、とても良い経験になりました。朝日新聞は服装が他の会社より自由だと聞いて良いと思いました。」

「一見シンプルに見える記事の裏には、たくさんの取材や校閲によるチェックや第三者による価値判断などたくさんのことが行われてから私たちのもとに届いていることに驚きました。
今まで私は、仕事とは結果を出すことが大事だと思っていましたが、今回の訪問を通して、結果に至るまでの過程が大切なのだと気づきました。たとえ目立たなくても、地道な努力(たくさんの人のチェック)の積み重ねが信頼につながるのだと気付かされました。
また、育休制度など健康面では、オフィスに入った正面にAEDがあり意識されているのだなと感じました。
地道な努力を怠らず、やる気ややりがいを持って仕事に臨んでいけたらと思います。」

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集合写真を使って記事を作成してくださいました!

デジタル化が進む世の中であるからこそ、紙面を手に取り、生徒たちにも世の中のことを深く知ってほしいということと、その裏には多くの方の思いが込められているということを知ることができる一日となりました。

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