【Explore Interests】「東京大学の学生相談所」訪問ツアー(相談員ってどんな仕事?)

「Explore Interests~見知らぬ世界へ、小さな旅をしよう」は、女子聖の先生と生徒が一緒に「特別なお出かけ」をするプログラムです。普段は目にしないものや、普段はお会いしないような方と出会うことで、新しい世界が広がることでしょう!



◆ツアーの紹介
春休み期間中の3月末、特別プログラム「Explore Interests」の 春スペシャルとして「東京大学の学生相談所」訪問ツアーが実施されました。昨年はコロナ禍でほとんどの大学の対面オープンキャンパスが延期・中止となっていましたが、ようやく大学構内への入構制限が解除となり、今回の企画が実現する運びとなりました。卒業後の進路や大学受験を真剣に模索し始めている高校生にとって、実際に大学を訪問できたことはまたとない恵まれた機会となりました。

今回は、心理学や教育学に興味関心のある高校生7名が、JSGから30分程の距離にある東京大学(本郷キャンパス)を訪問し、相談支援研究開発センター(学生相談所)にて大学生のカウンセリングに従事されている相談員の藤原祥子先生からお話を伺いました。

ツアー当日、キャンパス内を歩く東大生の様子を間近で眺めたり、想像以上に広大なキャンパス内の散策を楽しんだり、大学のカフェテリアで学食をいただいたり、大学オリジナルグッズのお買い物をしたり、大学生気分を少し味わえたことも貴重な経験になりました。

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安田講堂前で記念撮影しました 建物内は近未来感があります

コロナ感染予防のために学生相談所内の見学はできませんでしたが、藤原先生が事前に撮ってきてくださった学生相談所内の何枚もの写真をICT機器で共有しながら建物内の様子を丁寧にご説明くださいました。また、藤原先生は、あらかじめ用意してきた生徒からの質問(「東大生の悩み相談で多いものは?」「カウンセラーになったきっかけは?」「心理学で力を入れるべき科目は?」「相談を受けるときに注意をしていることは?」「心理学を学んでコミュニケーションに対するイメージが変わったか?など」の一つひとつに、ご自身の学生時代からの実体験に基づき、鋭い視点と切り口で返答してくださいました。藤原先生のお話を伺った後に、生徒一人ひとりが生き生きとした表情で更なる問いを投げかけていた様子はとても印象的でした。生徒達は皆、藤原先生との出会いを通じて、大学での学びに対するイメージがこれまでの漠然としたものからより具体的に思い描くことができたようです。また、職業に就いてからも自ら学び研鑽しつつ社会に発信し続けている一人の素敵な女性の生き方に直接触れることができ、改めて自分自身の方向性や進路について真剣に問い直そうと、前向きな希望と勇気をいただけたようです。

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藤原先生ありがとうございました! 美味しい学食も食べました

藤原先生には、ツアー終了後に、「生徒さん達から率直で瑞々しく、ハッとさせられるような核心をつく鋭い質問が出てきたことと、リラックスした面持ちで真摯に話を聞いてくれている姿がすばらしかった。」と褒めていただきました。さらに、「いずれまた、コロナが落ち着いて学生相談所内をご案内できる機会があることを願っている。」というありがたいお言葉も頂戴できました。

この春休みに自分の今後の進路に向けて力強い一歩を勇気をもって踏み出した高校生のみなさんが、これからも常に積極的に外の世界にアンテナを張りつつ勉学に一層励み、自分の進路を自ら切り開いていってもらえるよう、私達JSG教職員一同もまた、彼女達のさらなる歩みと成長を応援し続けていきたいと思います。

◆生徒からの事後アンケートから一部抜粋
<その1>
私は今回のツアーで初めて東大の中に入ったのですが、自分が想像していたより遥かに大きなキャンパスにとても衝撃をうけました。さらに先生の貴重なお話を伺うことができたことで、今まで漠然としていた大学のイメージが一気に具体的なものへと変わりました。この特別な機会を十分に活かしつつ志望大学で心理学を学べるよう精進していこうと思います。

<その2>
先日はお話を聴いて、たくさんの分野を学ぶ姿勢を自分も身につけていきたいと感じました。また質問へのご回答で教えていただいた、「発信し続けること」の実践を、これから目指していきたいです。

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大学の敷地内とは思えない自然が
広がっていました!

歴史を感じる広大な学内です

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