【中2】LHR:クラス目標を自分たちで考えよう

 中学2年生では、年間を通して生徒たちが多くの話し合いの経験を重ね、自分の意見を持ち、相手の意見も受け入れ、皆で合意形成を図っていく力を養っていきたいと考えています。どんなことにも協働でき、そして挑戦していけるように、学年目標を「【一緒にやろう】 隣人を想い、環境を考え、自分を大切に」と、生徒たちが理解しやすく、声に出しやすい言葉を選びました。

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総合学習や聞く話す(国語科)の時間にも、対話力を身につけることを目標に活動が進められています。そこで、LHRでも生徒たちの話し合いの機会を増やすために、また普段の学校生活のあり方を自分ごとし考えながら過ごすことができるように、クラス目標を考える時間を持ちました。

 4月から新しいクラスになって一ヶ月が経ち、クラスの良いところと改善したほうがよいところを考えます。まず、班になってそれぞれが考える良い点・改善点を挙げました。生徒たちは自分たちが考えるクラスの姿を、①発展しやすい良い点、②発展しにくい良い点、③改善しやすい悪い点、④改善しにくい悪い点の4つのグループに分けていきました。「元気よく挨拶ができるとことが良いところ」、「ロッカーの整頓が十分にできていないところが悪いところ」など、多くの意見が飛び交いました。それぞれが思うクラスの姿を発言するときには必ず理由を言うこと、また聞いている人は否定しなことをルールに意見共有は進められていきます。そして、HR委員の司会で、それぞれの班から出た考えを全体に共有し、その後は発展・改善しやすい良い・悪い点について、改善策となるクラスでの仕組み作りを考えました。

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今回の第一回目の話し合いでは、HR委員も司会をすることが始めて、それからクラスで自分たちの姿を挙げていくのも始めてとあって、個人的な注意点を挙げてしまう班があったり、予定より話し合いが長引いてしまったりと、上手な話し合いの姿に到達するにはまだまだ未熟な点が多く見られました。これから一年間通して、多くの話し合いの経験を重ね、友人と共に対話できる姿勢が育っていってくれることを願っています。

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