校長ブログ「くる朝ごとに」 ワークショップを終えて

青葉がまぶしく、風が心地よい季節になりました。新しい年度が始まった4月、ちょっとドキドキしながら学校生活をスタートさせた生徒たちも、少しずつ自分のペースを見つけてきたようです。5月になると、学校全体にも落ち着きが戻ってきて、「本当のスタート」はゴールデンウィーク明けなのかもしれません。

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そんな中、4月26日(土)に、小学生のみなさんを対象とした理科の体験授業を行いました。昨年に続いての開催です。
今年のテーマは「電気を作ろう!」。電磁石を作って、最後には自分の手で小さな発電機を作るという、ちょっと本格的な内容にチャレンジしてもらいました。昨年は「光のふしぎ」をテーマに分光器を作ったのですが、それがとても好評だったので、「今年もきっと大丈夫!」と信じて準備を進めました。

でも、準備が進むにつれて、だんだんバタバタ...。あれこれ考える間もなく、あっという間に当日がやってきました。

授業の中では、細いエナメル線を鉄のボルトにたくさん巻く作業があるのですが、私は思わず「きれいに巻くと、見た目がいいよ!」なんて言ってしまいました。すると、みなさんがとってもていねいに巻こうとしてくれて、うれしい反面、「これはちょっと時間が足りなくなるかも...!」と冷や汗が出ました。

そんなとき、理科の先生が「ていねいすぎると時間がなくなっちゃうから、あまり気にしないで巻いて大丈夫ですよ」と声をかけてくれました。このひと言に、私は本当に救われました。

時間は少しかかりましたが、みなさん無事に発電機を完成させることができました!楽しそうに発電できた瞬間を見て、「やってよかったなぁ」と心から思いました。
来てくれたみなさん、本当にありがとう!みなさんのがんばる姿に、私たちも元気をもらいました。
また女子聖で会える日を楽しみにしています。

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新緑の美しい中庭 昼休みの様子

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