【中2国語】色から気持ちを受け取り、色で表現しよう

中1・中2の国語の授業の中で、週1回行われている「聞く・話す」。
普段は、グループでの話し合いや発表などが中心の授業ですが、今回は少し趣向を変えて、「色から気持ちを受け取り、色で表現しよう」という授業を行いました。

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季節に合わせて、テーマは「青」。
まず、「青色のものって何があるだろう?」と問いかけると、海や空、ブルーハワイ、クラゲなどさまざまなものが挙がり、やがて、緑色の信号を「青」と言ったり、灰色のイルカをイラストでは青で描いたりするなど、青色の範囲は広いのでないかという気づきがありました。
次に、「青色からどんな心情をイメージできるだろう?」という問いかけには、悲しい、しんみり、冷静などが挙がりましたが、その後、谷川俊太郎の「あお」という詩や宮沢賢治の作品などを朗読することで、一言で「青」といっても、いろんな感情、いろんな青があるということを学びました。
さらに、日本の伝統色の「青」や、平安時代の貴族は着物の色の重ね方で個性を表現していたことを紹介した後、「自分の思う青」を色紙やペンなどを使って表現する作業をしました。
生徒たちは、思い思いに楽しそうに作品を作り、最後にその作品で表現した「青」にふさわしいタイトルをつけてもらいました。
「後悔100%の薔薇」「ブルーな気持ち」「夏の恋」「青春」「手ばなしたハート」「梅雨の青」など、素敵な作品が出来あがりました。

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生徒たちの作品です 一所懸命に作業しています

19日(土)の「夏の女子聖体験日」では、今回の授業をコンパクトサイズにしつつも、美術の教員とのコラボでパワーアップして「言葉と色を重ねよう」という体験授業を行います。ご参加、お待ちしております。

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