中3職場訪問第3弾! 大学の先生と中高の先生の違いとは?

職場訪問第3弾は聖心女子大学です。本校の卒業生が毎年お世話になっている大学で、今回は現代教養学部人間関係学科教授の石井洋子先生にお話を伺いました。

石井先生のご専門は社会人類学ですが、そもそものきっかけは学生時代にアメリカ留学中にネイティブアメリカンの方々との出会いにあったそうです。ネバダ州の砂漠のど真ん中に暮らす人たちに大きな魅力を感じ、様々なコミュニケーションをとられたとのこと。その後、大学院で民俗学や文化人類学について学ばれていく中で、現在の専門フィールドであられるアフリカにたどり着かれ、現在に至ります。
先生の行動力の高さがお話からよくわかり、生徒は圧巻の表情でした。教授、研究者の専門性について、よくわかる一幕でした。大学の先生は「研究者」であるということが中高の先生とは大きく異なっているということです。

大学教授として大切にしていることは、学生一人一人と信頼関係を結び対話を重ねるということで、聖心女子大学をよく表しているワードであると感じました。また、大学教授として勤めていく中で「自分の好きなことを突きつめることが大切」という言葉も、現代の教育に大きな親和性を感じ、生徒にも響いている様子でした。

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生徒は楽しそうに石井先生のお話を聞いていました

後半は「難民疑似体験ゲーム」を通して、世界に多くある難民の問題について考えを深めました。生徒たちは難民の大変さを客観的でなく主体的に感じることができるようになったと変化を発表していました。その後はキャンパスツアーもしていただき、大学という今後向き合っていく進路において最も身近な内容に近づく第一歩となりました。

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難民疑似体験ゲームの様子です 参加した生徒で集合写真を撮りました

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